ある日の現場での事。
まだ5月だというのに『暑い!』と叫ぶひとりのイケメン青年Rがいました。
現場の周りは田んぼになっていて、カエルのオーケストラでさらにまいってるところに、『おまえ、イケメンじゃなくてイエメンだろW』という声が聞こえてきます。
どうやら声の主は連日の炎天下の作業で頭がヤラれてしまったようですね。
大御所芸能人の『楽屋で話そうか?』の気分になります。
なんでこんなに暑いの?
夏までには干からびるわ!!
という決死の覚悟で毎日仕事してます。
最近ほぼ山の中みたいなところの現場に来ています。
はい。田舎です。緑がいっぱいです。
周りが田んぼの現場なんで肥やしの香りが半端ないです。
目にしみるレヴェルです。
そんな現場で作業していると現場の監督が寄ってきて『梅津くん、ヘビ、ヘビでた!』と。
『緊急討伐クエストが発生しました。』
あらっ?イベント発生したね。
(というか監督あんたおれと歳いっしょだろ?ヘビくらい捕まえんかい!)
とは言いません。
苦手な人もいるしね。
じゃ、一狩りしますか。
というか、すぐそこにいるやん。
『Ryoはヘビに遭遇した!』
たたかう
道具
➤捕まえる
逃げる
『ピッ』
『Ryoはヘビを捕まえた!』
終~了~。
Ryoさんにかかればものの2秒です。
はい。
信じてない方のために証拠写真ピッ。
うん。ちっさ!
あれ~?実物もっと大きかったと思うんだけどなぁ?
写真だと小さく見えますね。
・・・なんかRyoさんがごつく見える。
フッ、あふれ出る自分のタフガイが憎いぜW
我が社の長老によるとヤマカカシというヘビみたいです。
臭いです。
なんか嗅いだ事の匂いがしますね。
獣+ドブ+生ごみみたいな素敵なハーモニーがわたくしの手袋から・・・。
その日は一日中つかんだ手袋が臭かった・・・。
『Ryoはキジに遭遇した!』
たたかう
➤道具
捕まえる
逃げる
『ピッ』
『道具』
石
➤ヘビ
手袋
石
『ピッ』
『Ryoはヘビを投げた!』
『ヘビはキジのエサになったようだ!』